高校生のとき親に買ってもらった2台目のバイク、スズキT250(中古で32,000円)
2サイクル2汽筒250cc、6速リターン、左キック
1台目のホンダダックス50が高校2年のときに出力が低下したため何故か自動2輪の免許を取りランクアップとなった。
学校には農業を手伝うため自動二輪免許が必要であると訳のわからない屁理屈を通した。高校時代は通学用として活躍した。
買ったばかりでダウンチューブにガードが装着されている。

想い出の天草ツーリングでT250を手放すことになってしまった。写真はバイクを手放し途方にくれているところ。
ツーリングの数ヶ月前に分離給油のCCISを切らしてしまいエンジンをシャラシャラ言わせてしまったのだ。そのまま補給して走っていたのだが、やはり逝ってしまった。クランクピンの焼きつきで修理の時間も無く仲間にタンデムしてツーリングを継続。天草のバイクやさんに1,000円で売却した。元々、親に買ってもらったバイクはこうして簡単に捨てられた。
T250のシリーズでT500がある。このエンジンに出会って泣きそうになったのは5年後、マレーシアの田舎町、学校のワークショップにある鉄くず置き場だった。ちょうど気持ちが折れそうな時だったので、地の果てで友に会ったように感動した。汚いエンジンは磨き上げてトランスミッションの構造を学ぶカットモデルにした。