2022年3月20日(日) 晴れ 35年前に購入した山水電気のアンプは約35年稼働していない。
こうなると動かしてみたいと思うのが自然の流れ。
団地内でボリュームを上げると少々問題があるので工房で復旧作業をすることに。
音源はCDプレーヤーにした。
購入当時そのままのシステムでアンプ山水AUα‐907、スピーカーJBL4312、CDプレーヤー山水CDα‐707
電源を入れてみる。
アンプもCDプレーヤーも表示は出てくる。
CDを入れようとイジェクトボタンを押すが動作しない。
ベルトに違いないと思い中を見てみるとやはり駆動ベルトが溶けている。
代替部品の情報でもあるかなと以前お世話になったエディオンに相談してみた。悲しいかなオーディオの第一人者だったO氏も古いものだから関わるな的な対応とのこと。
当然のことだが35年前の部品をどうしても欲しいのではなく代替部品等の情報が欲しいだけ。35年前はエディオン本店オーディオ売り場(5F)の売り上げは最盛期日曜1日で3500万円いく日もあったと記憶している。時の流れで今は見る影もないとは容易に想像できる。
当時、オーディオにどっぷりつかっていた男が金にならないオーディオを捨てるのも理解できる。
それでもシステムを復旧する方法はいくつかある。
1,寸法の似たような輪ゴムを取り付けてみる。
2,熊本県西原村のオーディオ道場に持ち込んで修理してもらう。
※ひょんなことから熊本の震災直後、友人経由で片山さんを知ることになった。当時は震源地であった西原村のオーディオ道場はぐちゃぐちゃになっていたが、現在は片山さんの努力で完全復旧しているとのこと。
取り敢えず、自分で復旧努力してみる。
ドライブとドリブンの距離は30mm程度なので、普通の輪ゴムより小さなものが必要になる。
伸びの少ない材質の物があればよいが、そこまでぴったりの寸法の物は無いだろうから、伸びのある輪ゴムで対応することになる。
溶けたベルトの代わりにダイソーで購入した10本で110円のヘアゴムを代用
プーリーに貼りついた溶けたベルトを綿棒で根気よくかきとる。
ヘアゴムのベルトがけ成功
ところが試運転するとメインのモーターが動かず、CDを読み取らないのでお手上げ。
2022年4月9日(土) 晴れ
元、米倉だった場所は使える棚に改造
出来るだけ石膏ボードを貼ってネズミ穴を塞ぐ。