BIKE LIFE
16歳で原動機付自転車の運転免許を取り親にねだって中古のダックスを買ってもらった。ごく普通のことのようだが、今考えると親というもの度胸も必要なのだろう。
自分の16歳の子供にバイクを与えるのである。何も知らない世間知らずの息子にである。何処に行ってどんな事故に巻き込まれるかも知れないのだ。
雨のマンホールの蓋、砂の乗った舗装路の摩擦係数など知る由も無いのである。今から自らの身をもって体験していくことになるのだ。数年でもバイクに乗っていれば自分がいくつもの偶然で生きていることに気が付くはずだ。
普通に考えれば心配で仕方が無いが・・・ あのころの自分はバイクという大人のアイテムを与えてもらい大喜びで乗り回すのである。そのバイクは残っていないが今でも想い出という宝物はいっぱいである。
主に若いときにであったバイクの写真を探してみた。