【 お花畑ツアー】
チェンマイから四駆で数時間、そこから徒歩で一泊2日。欧米人が多く参加するトレッキングツアーがあった。絶対に怪しいと思いついていく事に。象さんの後をついて竹林山をいくつも越えて行くとおとぎ話のような景色は無く時期はずれだったようだ。しかしそこは間違いなく幻想的な花畑がある場所でありその花で生計を立てる村であった。俗に黄金の三角地帯である。
この像さんが小川で水浴びしているとき後ろから写真を撮ろうと近付いたら急に暴れだし怖い目にあった。像使いが向こうのほうで何やら言っていたが何語なのかもわからない。私も日本語で言った「ちゃんと繋いでおけ!危ないだろっ!ばーか・・・」 うちの実家にいた和牛も後ろから近付くと同じような反応をした。こいつらは良く似た性格なんだろう。動物に近付くときは目をそらさずに正面からの原則を守ったほうが良さそうだ。しかし、熊とトラとライオンは近付くのではなくゆっくり後退して距離を開ける。そうしないと食べられてしまう。熊の場合は食べられずに取り合えず殺されて埋められるらしいが、こちらにとっては危険極まりないこと間違いない。つまりこの3種の生物と遭遇したら仲良くなれないから逃げればよいのである。
※東南アジア諸国で日本語の「バカ」は現地人に意味がわかるので使わないほうが良い。旧日本軍がかなりの頻度で使った言葉のようで若い現地人でも漏れなく知っている。こんな山の中でわかるわけ無いよ・・・などと甘く見てはダメ!こんな山の中であるからこそ少数民族の間で日本語が共通語として現在も使用されているケースもある。因みに台湾の花蓮近くの山間部がそうだ。
←この家に泊まった。床も竹を組んでいる。